wroom-02を使ったプロポの代用

最近はラジコン用のプロポや受信機が安価に手に入りずらくなってきています。サーボはマイコン用に需要があってたくさん売ってるんですけどね。

という事で、受信機とプロポの代用品をwroom-02で作ってみることにしました。

仕様

基本方針

・wroom02でサーボ制御させ、Wifi経由でスマホから操作することを狙う。

スマホのインターフェイス

以下の2種を用意しました。

・HTML5で簡単な操作用のアプリを作成

・RCWControllerというアプリがすでにあったので、その通信仕様に準拠

多チャンネル対応

・AP名を2種用意

・Stationモードで接続できるようにして、ホストに登録して操作対象を選べるようにする。

・連動モードを用意。ホストの動作と子機の連動が可能にした

設定の保存

・リバース設定や動作域の設定をEEPROMに保存できるようにした。

動作

友人の結婚式の余興用に作ったサーボで動くロボット3台を連動動作させてみました。

使い方

①DIP-SWを設定して電源ON

  SW1: AP名設定  OFF:SERVO_AP, ON:SERVO_AP2

  SW2: 親機/子機設定  OFF:APモード(親機), ON:STATIONモード(子機)

②スマホのWiFi設定でアクセスポイントをSERVO_AP or SERVO_AP2に設定

③スマホのブラウザでhttp://192.168.0.10 を開く 又は

    RCWControllerで IP:192.168.0.10, PORT:10000 に接続


HTML5アプリ仕様

メインページ (http://192.168.0.10)

各CHのサーボを操作できます。ボリュームを操作するとSubmitボタンを押さなくてもサーボが動きます。プロポモード、IPリスト、設定画面に遷移します。

プロポモード(http://192.168.0.10/Propo)

黒丸を操作するとサーボが操作できます。縦持ち横持ちに対応しています。

左(or上)のx軸,y軸、右(or下)のx軸,y軸の順にCH1~4が割り当てられています。左上の矢印は戻るボタンです。

IPリスト

親機につながっている子機の一覧が出ています。リンク先はそれぞれの子機のメインページです。また、左側のチェックボックスにチェックしてSubmitボタンを押すとその子機は親機に連動します。この設定は電源OFFでクリアされます。


設定

CH毎のサーボの可動域の制限とリバースの設定ができます。Submitボタンを押すと設定が保存されます。この設定は電源を切っても消えません。


回路図

高機能版

USBシリアルを使ったソフト変更も考慮しています。3.3V→5V変換にはトランジスタを使用




簡易版

複数作成するにあたり、高機能版の配線が大変だったの極力簡単になるように部品や配線を見直しました。




ソースコード

文字列定数としてHTML5のソースが入っています。ソースの中にソースがある感じ。

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